自動車関連会社に勤める森田さん、仕事場で空のドラム缶を持ち上げた瞬間、腰に異変が起きた。
毎年ギックリ腰になるも、今回は以前より様子が違う、、このままでは仕事に差し支えると
相談したのが会社の先輩でトライアスロンや自転車競技に参加している安福さんに当院を紹介された。
来院された森田さんは、だれが見ても腰痛患者の立ち姿で、駐車場からやっと歩いてこられたご様子。
先ずは、問診票に記入して戴いて、問診、徒手検査、写真、症状説明、治療方法内容を説明した。
ベッドの上がり降りも苦痛で、前屈よりも後屈が困難、全体的に左回旋より、右回旋制限がある痛みは左腰から臀部。神経症状無し。
エネルギー治療と鍼灸整体で痛みが軽減した。
自宅で出来る腰痛体操と車の乗り降りの仕方のプリントを渡し、レンタルコルセットの装着、使用方法を伝える。
コルセットをすると明らかに楽になったご様子、何故、暫くコルセットを付けるのか、通院が必要なのか説明をした。
今回の様に一回の施術で劇的に回復していく場合でも、
ギックリ腰の状態を具体例を出して説明した。
腰の内部の状態は、外からは判りませんね、、ギックリ腰は組織が引き裂かれた、キズついた状態です。
例えば、転んで膝を擦りむくとします、表皮、真皮、皮下組織、それ以上の組織が損傷します。
皮膚が傷ついたら出血し、かさぶたが出来て治るまで時間がかかります。
かさふたが出来て痛みが引いて、少し良くなったと動かすとかさぶたが破けると出血してしまいます。
まだ十分に治っていない状態です、かさぶたが取れてもつっぱっていたとして完治していません。
楽になったからと言ってここで動かすと、またかさぶたが割れてしまい出血します。
痛みが無くなってもキズは治っていないのです。しかし、安静にして、会社を休めることは出来ませんよね、、
だから、定期的に通院して、炎症による痛みをとり、損傷した組織を早く回復させ、代償している他な筋肉を緩め、
歪みの無い姿勢を保持する事を指導します。
ギックリ腰にならない身体作りを指導するまでが治療と考えています。
慢性腰痛の方、ビクビクしないで、スポーツを楽しめる元気な生活を手に入れませんか?
森田さんは、ズボンも靴下、靴も楽に履けて、真っ直ぐに立って笑顔で当院を後にされました。
写真やFB投稿掲載しておりますが、森田さんの許可を得ています。
これまでの写真や投稿記事は、許可を得られた患者様のみ投稿させていただいています。

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