日本経絡治療学会の巨匠 池田政一先生
池田政一先生と言えば、日本経絡治療学会の巨匠である。
毎年開催される夏期大学鍼灸治療の講演会の実技では、全国の鍼灸治療家が1番見たい見学したい1人だ。
実技では、先生の治療ベッドの周りを、3重にも4重にと人の輪が出来る。
そんな先生に、今日痛風を診てもらう(^O^)
氣が溢れている。患者に氣をかけすぎては ダメですよ
ベッドに横になると、巨匠が私の脈を診ながら、
巨匠 『あなたの鍼は良く効くね、氣を使えるね。 但し、氣を吸いとられる』
『氣が溢れている。患者に氣をかけすぎては ダメですよ』
『患者に氣持ちを込めたらダメです。氣をドンドン出すタイプだから、患者に吸いとられる』
『後で、ガックリ疲れる。 適当にやってよ。真面目にやったらダメだよ』
『あなたに似たタイプの有名な先生は、首藤傳明先生だね。
『経絡治療向きの先生だ(極めて浅い鍼をする手技)』
いい鍼灸師の手をしているね・・・・・・
『氣の動きわかる?』
私 『よくそう言われますが、自分では氣を使った治療をしているとは感じないんですよ。全く氣が解りません😁』
巨匠 『氣が解らんか?そうか、わからん方が良いよ。患者に氣を取られてしまうから、わからん方がええかもなぁ』
『いい鍼灸師の手をしているね、、もっと柔らかい手になったらいいねぇ』
私 『それで女性の手を握るんですね(^O^)』
巨匠 『触るんならお尻を触った方がエエよ😁』
冗談を言いながら、
巨匠 『触るんなら小動物を触ったらええ、あなた、もっと優しい手になったらもっと鍼上手くなるよ、』、
『まぁエエか、』
エエんかい??と突っ込みたくなる助言を頂いて 、
心奥底で鍼灸てすげぇなぁと。
鍼灸の巨匠が付けた足跡を追う
この道50年以上鍼灸と漢方に命をかけてきた先生。
人生の折り返し地点を過ぎてこの道に入った俺。
遥か及ばないこの巨匠が付けた足跡を、少しだけでも追い掛けて見ようかと思った。
池田政一先生 略歴
1945年愛媛県生まれ。1968年明治鍼灸専門学校卒業。鍼灸は井上恵理師、池田太喜男師に、漢方薬は荒木性次師に師事。
現在は、鍼灸治療院、漢方薬専門店を開設している。経絡治療学会理事、経絡治療学会愛媛部会長、漢方医会顧問、漢方陰陽会会長。
池田政一先生 著書等



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